あの子が衣装に着替えたら

ライブハウスとサッカースタジアムに溺れる人による、アイドルとその周辺の音楽のこと。

【今更】現場総括2017

本当はこの記事が2018年最初の更新になる予定だったんですよ。まさか、こんな激動の1月を過ごすことになるなんて。その後もなんかふわふわしてるんですが、今週「元々今年のライブ初めになる予定だったライブ」があるので、その前には上げておこうと思い、ものすごく慌てて書いています。

 

【参戦記録表】

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2017年のライブ参戦数は24。35アーティストのライブを見ることができました。昨年より本数は4本減、アーティスト数は12組減でした。後半(注:私の中ではライジングサン以降が「後半」)の参戦本数がガクッと減ったのと、ワンマンライブが多かったのが要因かなと。対バンって3回しか行ってないんですよね。

 

 

【アーティストの年齢層】

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年齢を公表しているアーティストの「私が参戦した公演日時点での年齢(グループは平均年齢、複数回行った場合は最後に行った公演日で算出)」を一覧にしたものがこちら。2016年と比べると、30代の層が厚くなり、20代の層がスッカスカになりました。2016年「NEWSより若いバンドこんなにいるのか」って書いたのに、2017年は2組しかいなくなってしまい突然の若い男不足に陥ったのですが、その反面ハロコンでは参戦当日がつばきファクトリーの秋山眞緒さんの誕生日で「今日で15歳になりました!」というJCのキラキラ具合を見せつけられて失神しそうになりました。中間は関ジャニ∞の33.57歳。

 

日本武道館に行けた!】

私の中のライブ三大目標のうち「ジャニーズのライブでうちわを持つ」と「湘南乃風でタオルを回す」は達成済みだったのですが、残り一つの「日本武道館でライブを観る」が2017年に叶いました。日本武道館はやっぱり特別な場所だと思っているので、自分の中で特別なアーティストのライブで行きたいなとずっと思っていたところ、アジカンが結成20周年ライブを日本武道館でやることが決まったので、アジカン武道館に2daysとも行ってきました。初日がアリーナ、2日目がスタンドというのも理想的だったな〜。

ずっと自分の中で「同会場での2days公演はたくさんの人に見てもらうための措置なので、ひとりでも多くの人が参戦できるようにどちらか1日しか行かない」というルールを設けていたんですが、ついに破っちゃいました。仕方ないね、20周年だもんね。アジカンって2daysやる場合はセトリ変えちゃうしね…。

もうライブ的な目標がないので、次は「東京ドームに行く」とかにしようかな…野球観戦でも行ったことないしな…と思っていたのですが、詳しくは一本前の記事を読んでください。

 

【2017年の初見】

10アーティストが初見。うち「初参戦でいきなりワンマン」が4アーティストでしたが、ロストインタイムの海北さんのソロについてはバンドで見たことあるので、純然たる初見でなおかつワンマンライブだったのは「Base Ball Bear」「RIZE」「チャットモンチー」の3組でした。ベボベRIZEもチャットも初だったのに自分でもびっくり。そして、おそらくこれが最初で最後のチャットモンチーのライブ…まさかこうなるとはなぁ…。

 

【久々に見れた人たち】

ずっと見たかったけど、チケットが取れずにいたGLAYのライブに16年ぶりに行ってきました。しかも前回は石狩の野外(GLAY EXPO)だったのが、今回は小さなホール会場。TERUさんが「彼女のModern…!!」って曲名コールした瞬間に、自分でも引くくらいの黄色い声が出た。ライブでキャーって言ったの、16年ぶりくらいでした。

14年ぶりに見たKICK THE CAN CREWは、私の中で一番だった時期があるので、ステージにメンバーのシルエットが見えた瞬間に涙腺にきた。一度でも一番と呼べるほど好きになった人たちのことは、やっぱり好きなんだと再確認しました。あの感慨深さは、私の語彙力では伝えることが出来ない。マジでヤバい。

 

【B'zすごかった】

ライジングサンに出演したB'zも16年ぶりに見ました。16年前は札幌ドームだったのですが(札幌ドームで初めてライブを開催したのがB'zで、そのライブに行ってました)、その時にアリーナの斜め前のブロックにいた男性がライブに興奮しすぎて服を脱ぎ始めた光景があまりに強烈すぎて、そのライブでのB'zの記憶が全くなくなってしまっていたんです。けれど、ライジングサンで見たのは、今まで一度も見たことないほどサンステージ(一番大きなメインステージ)に人が集まり、観覧エリアどころか後ろの通路もはみ出し、遥か後方のテントサイトエリアまでB'zを見る人で埋まっている凄い光景でした。サンステージ横のレストランチュプの客までウルトラソウルでハァイ!って飛んでた。多分、あんな凄い光景は今後ライジングサンに何年通い続けても二度と見ることがないんだろうな…。B'zの真裏で隣の小さなステージで「みんなB'z見なくていいの?俺は見たかったよ!」ってMCしてたヒステリックパニックさんには幸せになってほしい。

 

【「解散すること」を知って見るライブ】

℃-uteのライブに2回行きました。2017年6月の解散が発表されて以降、℃-uteは非常に精力的にライブを行い、まさかの地元ライブハウスにまで来てくれました。わざわざ項目分けたけど、綴るべき言葉が見つからない。思えば、非ベリキッズと呼ばれた彼女たちが℃-uteになって、駆け抜けたその時間の全てを私は追っていたんですよね。岡井ちゃんは毎回必ずファンサをくれた(岡井ちゃんは「レス」じゃなくて「ファンサ」だと思っている)。別れの曲よりも、明るくてハッピーな曲の方が涙腺に来ることを実感したライブでした。

 

【夫のために座席運を使い果たす】

普段は夫を放ったらかしてライブに行っているのですが、たまには夫の好きなアーティストのライブのチケットも取ってあげよう!という理由でレキシとスピッツのライブのチケットを私名義で取ったのですが、レキシが5列目のドセン、スピッツがアリーナの最前ブロック前から2列目のマサムネさん目の前という信じ難い良席を引き当ててしまいました…。レキシは「地方のホールだしこういうこともあるだろう」と思いましたが、さすがにスピッツの時は入場してあまりの近さにきたえーるで腰が抜けそうになった。次は自分のために良席を引きたい。

 

【2017年の初体験3つ】

⭐︎知らない間に追加されていた追加公演に当選する

NEWSのツアーの当落を確認したら、知らないうちに追加公演が決まっていて、追加公演に当選していました。ジャニーズではよくある話らしく、追加公演の洗礼を浴びて一人前のジャニヲタになれた気がしました。当日はMCで「12時開演ってみんないつご飯食べるの?」って心配された。

⭐︎行く予定のライブが延期になる

当初4月に予定されていたチャットモンチーのライブが、えっちゃんの声帯炎で6月に延期になりました。地元公演だったので「延期ね!了解!お大事に…」くらいだったけど、遠征でこうなる可能性だってあるんだなぁと考えたり…。今思うと中止にならなくてよかった。

⭐︎突然熱を出してライブに行けなくなる

9月にTHEイナズマ戦隊のライブのチケットを取っていたのですが、なんと当日朝突然39度の高熱を出してチケットを無駄にしてしまいました…。地元の小さくてステージが異様に近いライブハウスだった上、整理番号めちゃめちゃよかったのに…。2016年のライジングサンで、遠くから聞こえる「ズッコケ男道」に「イナ戦のライブも行きたいなぁ」とブンブンしていて、その後運よく決まった地元公演だっただけにショックでした。健康には気をつけよう。

  

 【現場大賞2017】

関ジャニ∞

→入場したらステージには既にバンドセットの機材が用意されており、開演直前に「うちわは置いて拳を上げろ!(うろ覚え)」的な映像が流れ、そのまま延々とバンドセットで1時間。その後「ここからはアイドル!楽器は撤去しました!(うろ覚え)」的な映像が流れ、残りはダンスパフォーマンスという二部構成。開演前は「バンドセットたくさん見たい」と言ってたのに、いつまでたってもダンスパフォーマンスに移行しないのでぶっちゃけ5曲目位で「いつまでバンドやるの…」と不安になってましたが、本当に楽しかった。まさかドームのスタンド中腹で汗だくになる程飛ぶなんて。

個人的な話をすると、同日に開催されたOKAMOTO'Sの出るフェス(JOIN ALIVE)を蹴って行った(と言ってもJOINにOKAMOTO'Sの出演が決まるよりも先に関ジャニ∞のチケットを取っていた)ライブだったこともあり、開演直前までツイッターで「今日のOKAMOTO'Sはどうだったんだろう…」と情報を探していたのですが、OKAMOTO'Sの出演終了時間が開演直前だったため何も情報がなく…。そんな状態で開演したら1曲目がHigh Spiritsで曲中ずっと「これは勝手に仕上がれが来る…?でもメトロックではハイスピからのズッコケだったから…」と心臓バクバクしてたら、2曲目が「勝手に仕上がれ」だったので、テンションから上限という概念が消えました。自分の好きなバンドが提供した曲が、4万人の観客を仕上げている空間を体感している状況に泣きそうになりながら腕を振って「いつもこの曲を作ったバンドのライブでやっているように」仕上がれたというのは、本当にライブ人生史に残る体験でした。隣の席がたまたまオレンジ色のディッキ着用の丸山担男子だったのもバンドのライブみがあった。でも、その1曲だけではなく、その先の全てが楽しくて、本当にものすごいものを見たという感じでした。そして終演後に気づく、その日が初日公演だったという事実。

余談ですが、その後10月に中野サンプラザで行われたOKAMOTO'SのライブでOKAMOTO'Sは今回限りと言って「勝手に仕上がれ」のセルフカバーをやったのですが、中盤ベースソロ前の「丸山ァ!」のところでなんと叫ぶか?が観客の間で統一されておらず(というか、やるなんて思わなかったので統一されているわけもなく)、かなりグダったのでもう一度仕上がるチャンスが欲しい。私はうっかり「丸山ァ!」と言ってしまった、ハマなのに。

 

【終わりに】

2018年の現場総括こそ2019年の1月頃に書きたいです。