あの子が衣装に着替えたら

ライブハウスとサッカースタジアムに溺れる人による、アイドルとその周辺の音楽のこと。

現場総括2018


キュウソネコカミ - 「推しのいる生活」

 

時期的に天候に左右されやすいため、1月2月は北海道でのライブはとても少ないのです。そういうわけで余裕でぼーっとしていたら2019年最初の現場が終わっていました。2019年の初現場は札幌ドームでした。が、私がこれから書こうとしているのは「2018年」の現場記録です。

 

【行ったライブ】

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字が小さくて見づらいので、私が1年間ライブ行くたびに会場の写真を撮り続けたモーメントも貼っておきます。

2018年のライブ数は19。30アーティストのライブを見ることが出来ました。2017年より本数は5本減、アーティスト数も5組減でした。激減。NEWSが15周年イヤーだったので、アニバーサリーライブに行くために9月前後には地元開催(=交通費かからない)以外のライブのチケット取らないようにしてたんですけど、フタを開けたらNEWSの15周年の味スタはまさかのライジングサンとの日程重複(!!!)で行けませんでした。私の見通しが甘かったと反省しています。

 

【ライブ以外の現場】

4月14日にサッポロファクトリーホールで行われたNEWSの衣装展「NEVERLAND展」に行きました。衣装が(ケースなどに入らない状態で)目の前に展示されており、会場のあちこちから「てごちゃん小さい…!」という声が聞こえてきたのが印象的でした。どこに成人男性の身体が入るスペースあるんだよ?ってサイズ感だった(シゲマスがガチな成人男性のサイズ感なのがまたリアル)。かなりじっくり見れて本当に良かったので、また機会があったらぜひやって欲しいですし、抽選で当たった人しか行けないの本当に勿体無いので、入場料とって一般向けに開催してもいいんじゃない?と思いました。ファクトリーホールのこと、完全にライブハウスだと思いこんでたけど、多目的イベントスペースであることを思い出させてくれる催しでもあった。

あとは12月9日にNMB48の個別握手会に行きました。実は人生初の個別握手会&人生初の48Gの現場だった…!一瞬でした。

 

【アーティストの年齢層】 

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年齢を公表しているアーティストの私が行った公演日時点での年齢(グループの場合は平均年齢)の一覧がこちら。ここ数年行っていたハロコンに今年は行けなかったので、10代が1組になりました。確証あるソースがないので表に入れなかったSIX LOUNGEが21歳?の若い男の子たちらしいので、男性の最年少は彼らだと思われます。中間はユニゾンスクエアガーデンの33歳。

 

【電子チケット便利すぎ乱立しすぎ問題】

19本中6本のライブが電子チケットでした。このうちももクロのFCライブ(ももクロはFC会員証にICチップが入っていて、FC会員証がそのままチケットになる)以外は、スマートフォンQRコードを表示して読み取るタイプの電子チケットでした。私は律儀にチケット半券を保管しておくタイプなので、これまでずっと「紙か電子チケット」を選択できる場合は絶対に紙を選んで来たんですけど、3月に行ったNEWSが「FC会員は問答無用で電子チケット」方式だったので使ってみたら、あまりの便利さとスピーディさに驚いてしまい、以降は積極的に電子チケットを選んでいます。いつも会場に向かう途中「家にチケット忘れてないかな…」「チケット落としてないかな…」と心配になるけど、スマホは絶対に忘れないし、私は(ポケモンGOのために)モバイルバッテリーも常時持ち歩いているので、むしろチケット持たなくていい分電子チケットのほうが楽だなと思いました。ちなみにモバイルバッテリー持ってない方は一台持っておくと便利ですよ。9月に北海道で大きな地震があって丸2日間停電した時にも、モバイルバッテリーめちゃくちゃ役立ちました。

ただ、各プレイガイド、プロモーター、ファンクラブ運営会社などによって、みんな電子チケットのシステムが全然違うんですよね。私のスマホに電子チケットアプリ4種類入ってます。何とかしてよ。あと、電子チケットで入場時に身分証明書確認しないなら、SMSでの電話番号認証は転売対策としてマストだと思うな…。

 

【一番大きな会場】

2018年に訪れたライブ会場で最大のキャパシティだったのは、安室奈美恵さんと関ジャニ∞で行った札幌ドームでした。2019年も札幌ドームになる見込みです。

 

山下達郎さんは生ける伝説だった】

ライジングサンで初めて山下達郎さんのライブを観ました…!凄かったです…!

以前ライジングサンに出演された際、なんと私は山下達郎さんの出演時間にテントで爆睡してしまい、観に行くことが出来なかったんです。しかし、私の好きなアーティストの中には山下達郎さんのファンだという方が多く、特にNEWSの増田貴久さん、OKAMOTO'Sのハマ・オカモトさんはあちこちで達郎さんが好きだと言う話をされており、それを聞くたびに「私は…そんな達郎さんの時に寝てたんだ…」と罪悪感に押しつぶされそうになっていました。やっと観れた感想としては「クソやべえ」です、語彙力が消えた。これまでキャリアの長いアーティストのライブを見た時に「キーを下げている」「謎のタメが増えて別の曲」「あからさまに衰えている」みたいなガッカリ感を味わったことは一度や二度ではないのですが、達郎さんにはそういった点が一切なく、声も佇まいもとても若々しく迫力あり、そしてとってもチャーミングで、なんて魅力的なんだろう…と心の底から感動しました。シレッとコーラスで竹内まりやさんが参加されており、それに気づいた時は腰が抜けるかと思った。凄かったです。今までライブ見たアーティストで一番凄かった。

 

【地元でフェスが開催されたよ】

2018年最大のトピックはこれ。地元建設会社が創業100周年記念事業として夏フェスを開催、それに行ってきました。会場の規模はそれほど大きくはなかったけれど、 出演者は大型フェスでもメインステージに立つようなアーティストも多く、地元でこんな豪華な出演者が集まるフェスが開催されるなんて…と感動しました。大型フェスでもないのに、いつものノリで朝イチのシャトルバスに乗ったら、普通にステージ前に誰もいなかったのでトップバッターのブルエンは最前列で観れてしまいました。その際に、ブルエンが「3回目の帯広」と言っていたんですが、私、無意識にその3回全部行ってたので、せっかくだから地元に来てくれる時は皆勤目指そうと思いました。

あと、サンボマスターはいつどこで見ても最高。どんな恥ずかしくなるような熱い言葉でも、山口さんに言われると胸にズドンと響く。山口さんが生きてまた会おうって言ってくれたから生きるよ!

初開催でフェス飯の価格相場を出店者(地元飲食店ばかり)が理解していなかったのか、フェス飯がめちゃめちゃに安くて美味しく、水も普通に100円で買えてしまい衝撃的でした。いつものノリで万札持って行ったのに2,000円使ったかな?ってくらい。唯一残念だったのは、地元開催ゆえに、帰りにシャトルバスに乗ったら余韻に浸る間もなく数分で勤務先が見えてしまい、急に現実に戻されたところです…。

 

【立ち会えてよかった瞬間】

中野サンプラザで、OKAMOTO'Sが初の日本武道館公演の開催を発表した瞬間に立ち会えたのは、好きになってから一番のトピックだったかも知れません。正直、きっとこのままずっとライブハウスでやり続けて、30周年くらいで初武道館を迎えるタイプのバンドになるんだろうなと思っていたところがあるので、ビジョンにバーンと武道館が映った瞬間に変な声出して泣いたし、まさかの「終演後から最速先着先行」だったので、中野サンプラザの前で震えた手でチケットサイトにカード番号入力した。もう二度と「最近の若いバンドはすぐに武道館やりすぎなんだよ」とか言いません。OKAMOTO'S初の日本武道館公演は2019年6月27日木曜日!ど平日です!みんな来てね!チケット情報はこちらです↓

ticket.line.me

電子チケットでLINEチケットが一番簡単で便利。私はLINEチケット担になったので、みんなLINEチケットにしてほしい。

l-tike.com

ローチケでチケット買うとポンタポイント貰えるけど、1万円分買っても1ポイントしか貰えないの解せない。

http://t.pia.jp/pia/search_all.do?kw=OKAMOTO%27S

ぴあだけなぜか埋め込みができなかった。チケットぴあの「当選確率アップ券」がたまっていく。。。

eplus.jp

みんなが言いたいことがたくさんあるであろうイープラス。私もたくさんある。

 

【立ち会ってしまった瞬間】

関ジャニ∞の「6人での初ライブ」に行ってしまった…「6人での最初の瞬間に立ち会おう‼︎」なんて思っていなかったのに、ツアー初日がたまたま札幌だったので立ち会ってしまった…。すばるくんのパートだった部分を、パートを引き継いだメンバーが歌うたびに驚きとも悲鳴ともとれる絶叫がドームに響く会場の空気感は凄まじいものがありました。それまでテレビでも写真でも一切6人での姿を出していなかったので会場にいる全員が初めて「6人の関ジャニ∞」を見る人たちだったんだよなぁ。ちなみに、直後に更新されたアー写が札幌ドームで撮られたものだったので、コンサドーレ札幌サポーターの私「ドームの壁じゃん!」と大騒ぎしました。

 

【ベストアクト2018】

これはもうライジングサンで大トリを務めた東京スカパラダイスオーケストラです。スカパラがこれまでコラボして来たアーティストを次々をステージに呼び込んでの豪華すぎるコラボステージを見て、あまりの豪華さに走馬灯を見ているのかと思いました。ありがたすぎて、おめでた過ぎた。そして、スカパラのメンバーがみんな本当に楽しそうで嬉しそうで、最終的に谷中さんが感極まって涙する姿がとても神々しく見えました。

 

【2019年の抱負】

「記念に半券とっておきたい」と今まで紙チケットを選んで来たけど、よく考えたらズボラでチケット半券適当にファイルに入れてるだけで別に思い出アルバムとか作ってなかったので、今後は積極的に電子チケットを選んでいきたいと思っているので、アーティスト・ファンクラブ・プロモーターのみなさまも快適で使いやすい(=行けなくなったら手間なくサクッとリセールに出せて、端末でSMS等で本人認証簡単に出来て、転売屋の餌食になりにくく、ユーザーに手間をかけさせず、スムーズに開けて、出来れば記念画像とか貰える)電子チケットのシステムを上手いこと見極めて使っていただけるとありがたいです。